2010-11-03

"Billy Elliot"

寒い一日でした~。農作業は午前中。午後、銀行に行ったら、すでにしまっていて、「え?こんなに早く閉めるんだっけ?」次に郵便局へ行ったら、こちらも閉まっている。

ここで、ようやく、今日が祝日だと気づきました(汗)。

英語教室は、日数の関係で強引に(?)「開店」。全員出席でほっとしました。

きょうのレッスンでもメインはグリーティングカード作り。「どうしよう?」と、何を描いたらいいかわからない子には、ヒント。ただ、私からの「あーせい、こーせい」という指示を明らかに期待している「どうしよー?」は、完全黙殺。そういう子には、普段きっとすぐにおかーさんからヘルプがくるんだねえ。

ということで、英語教室についての詳細は本日は特になし。代わりに、、、、ひさしぶりに英語多読本。お昼休みに読んだきょうの一冊は、Billy Elliot( Penguin Readers Level 3 YL 3.0-3.5 語数12,931)映画「リトル・ダンサー」のノベライズです。

舞台はサッチャー時代のイギリスの炭鉱町。サッチャー政権による衰退産業の解体に猛反発した炭鉱労組の1年以上に及ぶストライキが舞台の重要な背景。主人公ビリーの父親と兄は、炭坑マンとして、毎日ピケ隊に参加する日々。雇い主と対立している一家に収入はなく、暮らしは苦しい。

ビリーは、「マッチョじゃなければ男じゃない!」の環境で育ち、祖父や父、兄と同様にボクシングを習っているが、、、実は、彼がほんとうにやりたいことは、、、、、、「ダンス」。

そして、バレエ教師の女性と出会い、才能を見出された彼は、ロイヤルバレエ団のオーディションを受けることになるが、、、さて、マッチョな父や兄はビリーの夢をどう理解してくれるのだろう?

GRといわれる「学習者用リーダー」は、時に表現が単調だったり、内容が平坦だったりするのだけど、この本は秀逸。ストーリーの骨格がしっかりしているからだと思う。

父がビリーに抱く愛情、そしてその後、彼がとる行動が、ほんとうに「男前」。みかけだおしでない「マッチョさ」を感じました。

ひとりの少年の夢や希望が、大勢の夢や希望と重なる瞬間が印象的です。映画もよさそうですね。

"Billy Elliot": Level 3 (Penguin Readers Simplified Text)
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夕ごはん

あんかけ焼きそば

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