2010-11-17

「安心したよ。」

今日も、ビニール外しの午前中。明日には終わるかな~。

英語教室は、オトナの方のレッスンのあと、小学生クラス。小6のAくんは、音の入り方はいいのだが、読みと書きがイマヒトツなので、簡単フォニックスのプリントを宿題にしている。いい感じ。その後Frog and Toadの聞き読みとシャドウイング。このシャドウイングが、惚れ惚れする。邪気がないというのかなあ。ほんとうに聞こえたままを繰り返している。小5のBくんとはワークブックで読みの練習と書く練習。決して「マジメ」ではなくふざけながらだけど、力がついている。そのあと、遅刻してくる小4のCちゃんを待っている間、Sight word readersを一緒に音読。Cちゃん到着後、横取りBlackOutを3枚、4枚合体で。Cちゃんが強いのよねー。実は一番BB歴が長いのはダテではないのね。Bくんは、「オレ、見学」といいつつ、面白さに惹かれてか結局参加していました。残った時間で、カードの早読み。これもCちゃん、ゆっくりだけど、フレーズまできれいにはいっている。彼女は2年くらい黙ってゲームに参加していてちょっと心配だったけど、心配することないのね。

ひとりひとりの生徒さんから私も経験値をもらっています。感謝しないとね。

次の中学生クラスは、ちょっとお疲れ気味。どうしてもテストのことが心配。だけど中間まではちょっと間がある。そんな中途半端な状態かな?「中間が終わったら、期末は3月、ああ、そしたら範囲が広い」などと、先のことを憂鬱に思っています。こんな状態がいつまで続くのかなって思うの?と、たずねたら、こっくりとうなづく。ちょっとブレイクが必要よね。まだ中1なのに。

英語は心配することないんだけど、気持ちを安定させるために教科書を音読。本人が自信のないという助数詞のスペルについても確認したら、よくわかっている。文字の認識のセンスが高いのでほめたら、少し気持ちが落ち着いたみたい。BBカードでは、ダイヤで過去形の練習。こちらは、自分からセンテンスを積極的に言い換えていました。

最後の小6中1混合クラスは、うってかわってリラックスクラス。QA100のリピート練習のあと、ライティングをしてみたら、、、、なるほどー、、会話としては成立しているんだけど、正確に書くことができていない。たとえばNo, I don't.と書くべきところをNo.で済ませている。「メンドー!」って、ほんと、何しに来てるんだか!

確かにFluencyは、問題ないのだけど、accuracyに課題が。そして学校のテストでは後者が重視されている。このクラスの子たちは、そこらあたりのさじ加減をわかってやっているのだが、どうしても手を抜く。少しずつシフトしていかないといけない部分。

グラマーカードでビンゴのあとは、多読学会から貸し出してもらった本や、ORTを並べて女子には、「読めそうなのを試してごらん」と。実はこのアクティビティの本命は、本を読むのが好きではないDちゃん。しかも、理解力やレベルは高いのだけど、お勉強チックになると意欲が薄れる。カンタンすぎるとさらにやりたくない。そこで、もしや、、、と思い、Foundation Reading Libraryのレベル1””Ticket"をすすめてみた。イヤなら言ってね。すると、、、あれあれ、無言で読み始めた。15分ほどで終了。どうだった?「フツー」(これは、翻訳すると「悪くない。いいかも。」です。)どんな話だった?「誤解。」おお、本質をズバリですね。彼女は表現力に難アリだが、センスは悪くないのです。そうかー、このシリーズ、揃えるね!他のふたりも、それぞれ読めそうな本を読んでいました。

で、その間、私がつきっきりになっていたのが、、、今月にはいってから「意欲」の萌芽が見え始めたEくん。教科書音読からはいり、どうやって勉強しているのか?の聞き取り調査。もちろん「ほぼゼロ」。ただ、本人、この状態からなんとか抜け出したいという雰囲気はあるので、ちょっとそこにおつきあい。いろいろ聞き取りをしている中で、「あとは、『やる気』なんです~」と腑抜けたことを言うから、「あのね、やる気は出ないよ。」とズバリ。「え?」と驚くEくん。「やらないとやる気は出ないの。まずは、やってみるの!」と畳み掛ける。「ほほー。そうですか~。なるほど~。」だそうで。

改めてノートのまとめ方、勉強の仕方をレクチャー。宿題も出した。とりあえず、今回は殊勝な顔をしていました。ふー。すべってないといいんだけど。

そのやりとりを聞いていたFちゃんの一言。「Eくんも最近、成長したねー。私も安心したよ。」

私は、まだ不安だよ。

夕ごはん
水餃子
ぬかさんま
ブロッコリー
長いもすりおろし
大根の漬物
納豆
あげとえのきのみそしる

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