2010-04-06

"Free Fall"

先月の多読講演会でのテーマのひとつが「字のない絵本」の大切さ。いろいろ思い当たる事があったので、英語教室の生徒さんにも、「文字なし絵本でいいから、ゆっくり眺めてごらん」と言うと、ちょっとほっとした表情を見せる子も。

文字があると、「読まなきゃダメだ」「読めないとイヤだ」とか思うんだろうな。そういう子(おとな)には、文字なし絵本をまず「読んで」もらうことが、はじめの一歩。だから、絵だけでもじゅうぶん「読み応え」がある本が必要ですね。

夕ごはん

あんかけ焼そば


きのう届いた「文字がないけど、読みたくなる」のは、"Tuesday"の作者David Wiesnerの"Free Fall" 男の子が眠りに落ちて(fall)して、夢の世界をただようストーリー。あの名作"Tuesday"に匹敵する魅力のある本。マグリット、安野光雅、ジブリの世界を併せたような不思議な世界。(ジブリというのは、「顔なし」みたいなキャラが登場するから)

そして,確かに、こういう夢って見た事あるよな、ないような、、という気分になります。

"Tuesday" が大好きなAちゃんに、はやく見せてあげたいな。

Free Fall
Free FallDavid Wiesner

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