2011-03-18

原発とウオッシュレットは必需品か?

悩ましい。「計画停電」に組み入れられている訳でもなく、北海道から電力送ってても、こちらでは特に問題なし。もし、節電するとしたら、今稼働している火力発電所の備蓄を助けることはできる。あー、こんなブログ書いている場合ではない?それとも、ちょっとでも役に立ってる?そんな風に悩みながらネットしています。なるべく短縮版にするつもり。

福島原発については、「原子力資料情報室」の発表を参考に。ustreamやら参考資料やら、いろいろあります。

もーねー、言いたい事は山ほどあるのよ。いろんなことが見えてきた一週間。ただ、私のつぶやきより、もっと大事なこともあるはず!ということで、じっと我慢しております。

今日のレッスンで、「これからの世の中は、あなたたちががんばるのよっ!」と、中学生にハッパをかけました。もーねー、センセー、原発のことを考えるだけで、心臓バクバクなんだからー!

「でもさー、原発ないと、病院とかでこまるんじゃないの?」これは、つまり電気供給がストップしたら、助かる命も助からなくなるのでは?と、保護者さんが医療関係者のAちゃんのグッド質問。

お答えしましょう!って、ペラペラ演説できないところが、ツライんだけど、そうでもないかも?の記事を発見。このテーマに関しては、賛否両論あるんだけど、私としては、「原発ないと困るでしょう?」って、うっかり思わされてるだけだなーって、思います。1980年代の電力消費に戻れないのでしょうか?ウオッシュレット要りますか?便座が暖かい必要ある?(我が家では便座カバーで十分対応。)

計画停電の区域の皆さんからは、スーパーやデパートの照明が落とされたけど、全然問題ないって声をたくさん耳にします。

そういうことなんじゃないのかなー。それから、右でも左でもない知識人、松岡正剛さんもブログで原発について疑問を呈しています。こちらは、官民癒着、システムの観点からも大きく論じています。

原発、放射能、放射線物質について、いろいろ調べたいけど、ネットを使うと電気を使うなあという方、どうぞ、本をお読みください。私がおすすめするのは、「いのちと放射能」(柳澤桂子 著 ちくま文庫 2007)著者は原発ではなく、「生命科学」の専門家。「生命」と放射能の関わりから、原子力発電の危うさを論じています。この著者にとって「生命」は人間に限らず、45億年かけて地球で進化してきた大きな「いのち」。そのスケールから考えるにつけ、今回の原子力発電所の事故は申し訳ない気持ちになります。

今日で大震災から一週間。私も黙祷しました。

いのちと放射能 (ちくま文庫)
いのちと放射能 (ちくま文庫)柳澤 桂子

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夕ごはん

野菜炒め
大根の漬け物
いわしの梅干煮
納豆
高野豆腐とわかめのみそしる

2 comments:

  1. 同じだよーーーー(ーー)

    あまりにも情報が偏って!
    で私も原発事故で真っ先に浮かんだ本でした。著者があれほど危険性を書いてたのに、読んでたのに・・・・。
    「いつかどこかで・・・」は、今そこにある危機となりました。

    北海道で節電しても何もならない、雰囲気だけ貢献したつもり? であれば他の方法を!

    何ができるか? 現地で何を必要としているかの把握が最優先で流してほしい「情報」です。
    大学の同期の一人が、地震直後に無事の連絡を娘さんにしたまま、連絡がつきません。

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  2. 友人からのメールがあり、
    またまた貼り付けさせていただきました。

    http://ow.ly/i/9cxt/original

    ツウィッターからです。

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