最初にその言葉を口にしたのが、いわゆる「腐女子系」の子だったから、「また、マニアックなアニメかマンガだろう」と、軽く受け流していました。「メチャ、面白い!」って言ってたけど。
それが、日ごろ「嵐」だの「へいじゃん」だのしか口にしない女子たちが、「スウジクコク」だの、「レンゴウコク」だの言い出し、クリアファイルに描かれた、アニメ系の美少年たちを指差し「これが、アメリカ、これがドイツ」だの言い出した。そのときは、「ああ、ついに日本語もここまで落ちたか。それを言うなら『この人、アメリカ人、この人、ドイツ人』だろう?」と心で、嘆いていた。ところが、どうやら「スウジクコク」とは「枢軸国」で、「レンゴウコク」は「連合国」のことらしいとうっすらわかったあたりから、一体、何が起きているのだ?と興味津々。
「ヘタリア」のことです。
昭和生まれのおばさんには、まだ全貌は見えないのですが(明日、事情通に尋ねてみよう)、どうやらネットで始まったマンガが発端。そこでは、たしかに「国」が擬人化されて描かれています。それもかなりステレオタイプの。「ヘタリア」とは、「へたれのイタリア軍」のことで、実際、イタリア軍って弱かったそうです。そういえば、強そうなイメージないよね。ローマ帝国の末裔なのに。で、そんな「イタリア」を、謹厳実直な「ドイツ」がいつも助ける、、、というのがそのマンガの「お約束」の流れ。このマンガから、ゲームだったり、アニメだったり、いろいろとメディアが増殖中で、「ラトビア」なんてかなりマニアックな国まで登場しているのがすごい。
日本もいますよ~。「おとなしくて、何を考えているのかよく分らない」キャラだそうで。お、マンガには「日本編」もあり。
こういうマンガだのゲームだのを通して、今のこどもたちは何を感じるのかな?世界史や地理に興味が向くきっかけにもなるのかな?なにせ、彼女たちの口から「枢軸国」って音が出てくるのが驚異。
興味のある方はこちらへ。
で、へたれのイタリアくんを見ていると、「辺境」の「ニッポン」もヘタレでいいのかもなあと、ちらっと思います。ウチダ先生も同感でしょうか?戦略的な「へタレ」じゃないあたりが「トホホ」でもありますが。(例の中国船のモンダイに関してのウチダ先生のコメントはこちら。
夕ごはん
野菜しょうゆラーメン
急用で、夜、でかけなければならず、カンタンごはん。
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お久しぶりです。
ReplyDeleteこれ、「ヘタリア」はまるかも・・・・
今、ちら見しましたが。
このところ、職場でPC変わったため、デスクワークを溜め込んでおり、今、泣く泣く残業の嵐です。「身からでた錆び」・・・(ーー)
寒くなってきましたので、お体に気をつけてお過ごしください。
私は何とか風邪の”ひきかけ”でとどまっています。。。。。。
かずさま
ReplyDeleteおひさりぶりです~。「ヘタリア」面白いよね。それにしても日本のマンガのセンスはどこまで行くことやら、、、、お忙しそうですが、かずさんもどうぞお元気で!