2010-09-09

ぶあいそ食堂

本日のエントリーは、個人的な「つぶやき」です。あらかじめご了承ください。(って、いつもただの個人的なつぶやきなのですが。)

突然の急用で農協に行くことに。「カツマー」じゃあないけれど、ひとつの用事だけで、車を運転して市街地まで行くのがどうも悔しい(←ただの貧乏性)。英語教室があるわけでもなく、あれこれ用事をひねりだしたけど、思いつくのは「農協スーパー(A-coop)の卵の特売100円」くらい。(←さらに貧乏性)まあ、それでも、ないよりはいいか、と、ここまで考えて閃いた!

夏の多忙を理由に最近ゆっくりお話していなかったAさんと昼ごはんを食べよう!と。幸か不幸か「超」促成栽培になってしまった秋出荷のカラーが一息ついてしまい、同居人も快諾なので、ダメもとでAさん宅へ。ちょうど一仕事終えたところだったそうで、ランチに繰り出しました。

出かけた先は、町内でも有名な「無愛想女将」」の和食屋さん。私自身、めったに外食をしないから、その「無愛想かげん」についてのうわさは数年にわたり耳にしていたのだけど、昨年はじめてその店に行く機会があり、そのうわさ以上の「無愛想オーラ」に、驚いたり、憤慨する以上に感心したのです。最初から最後まで「能面」状態。必要最低限の会話しかしない。会話というより、「音」の発声のみ。町内の和食やさんの女将は、愛想過剰で、疲れるくらいな人がほとんどなので、すごく新鮮。

きょうは、昨年より輪をかけて「ぶあいそ」だったなあ。無表情というより、ややベクトルが不機嫌な方に向いている、このビミョウな「やや不機嫌」かげん。ある意味で、「くさやの干物」のようにはまる人は、はまるかも。

そもそも、接客業が妙に愛想過剰になったり、マニュアルどおりの「スマイル100円」が当たり前になりがちな中、「スマイルを売っているんじゃないやい」の気骨は、みあげたものかも。

開店以来、「もう二度と行きたくない」の声がある一方、「逆に客が少ないから、狭い町内で秘密の会合をするのにうってつけ」「いや、料理はおいしいのだよ」と、いろんな意味で話題の「無愛想食堂」。すぐに、つぶれるかと思いきや、開店以来そろそろ10年では?生き残っているからには、愛想がなくても大丈夫ということか。

今日も個室を使っていいかと、恐る恐るたずねたら、能面のままコクリ。そして、一番奥の部屋に案内してくれました。帰り際、別のグループが私たちがいた部屋とひとつあけた部屋にいたから、プライバシーなどもきちんと配慮している「ぶあいそ」さん。プロでは、あるのよね。

たのんだ「無愛想食堂弁当」は、刺身、てんぷら、煮物、炒め物、みそしるにおしんこと、とてもていねいでボリューム満点。美味しく頂きました。

私にとっては、彼女の「ぶあいそ」哲学も、美味しく頂きました。

夕ごはん

鳥の胸肉のオーロラソースいため
蒸しブロッコリ
枝豆の塩茹で
キューちゃん漬け
糠みそ漬け
いんげんの胡麻和え(昨夜の残り)
納豆
じゃがいもとしめじのみそしる

ぐるりと食卓を見回すと、たんぱく質と調味料以外、ほとんど自分の畑もふくめて地域産。ありがたいことです。エコロジカルフットプリント的にもいいのかな?

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