2011-04-03

青空

大震災以来、人と会うとどうしてもこの話題になります。今日の英語のおとなの方とのレッスンでも。その方は、第二次世界大戦直後、いわゆる「外地」からの引き上げ組。こどもだったから細かい事は覚えていないんだけど〜、と前置きのあと。「あのときは、そりゃー、日本中が大変だったっていうのもあるけど、政府は何やってたんだろう?と振り返ると、何もなかったような。。。」「預金はおろせない。おろせることになったら、紙切れ同然。」「農地解放なんて、よーく考えたら、ものすごいことでしょう?」「ボランティアもいない、支援物資もない、もちろん、海外からの援助だってない」(そうだね。杉良太郎もいないし、ジャニーズの募金活動もないってことだし。)「テレビもない、ネットもない」

そんな中、よくもまあ、日本は復興したよねえというお話。

いろんな意味で、今はまさに「戦後」というか、福島のことを思ったら、まだ「戦時中」です。

そんなことを思っていたら,今,岩手で取材中のジャーナリスト江川紹子さんがtwitter でこんなつぶやきを。

今朝、津波の被害を受けながらも、残った家の前に小さな小屋を建て、そこで薪を燃やして朝ご飯を用意している人たちがいた。3家族9人と犬5匹。メニューはフレンチトースト。初めて牛乳が手に入ったと笑顔。昨日まで屋根の上に乗っかっていた保冷車を、ようやく下ろしてもらって一安心、と。


ちょっと、ほっとするような日本の「青空」が見える報告でした。現地でNGOのJENも活躍中。汚泥の除去が緊急課題だとの報告あり。


夕ごはん

焼肉

予告どおり(笑)

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