今朝、ようやく6棟目のハウスにビニールをかける。もうこれで、風でやきもきすることもしばらくないと思うとほっとする。しかも、午後になって風が強くなって来たのを見て、「しめしめ」なーんて思ってしまう。えへへ。これでようやく今月の植え付けも先が見えてきました。
きょうは、日曜日なのでm届いたのはNew York Times weekly。3面のworld Trend という記事に、ミャンマー(ビルマ)でのサイクロン被害についての解説が載っていた。テーマは、「三角州(デルタ地帯)が、災害に脆弱な5つの理由」今回のケースだけでなく,ミシシッピ川、ガンジス川、揚子江、メコン川など、デルタ地帯での災害被害は頻発している。理由として1)肥沃な土地ゆえの人口の多さ(ミャンマーの人口の1/3がデルタ地帯に集中)つまり、災害が起きると、被害をうける人口も多い。2)もともと、流動性の高い土地。(上流からの土砂の堆積で作られている)3)もともと合ったマングローブなどが農地への転換で伐採されてしまい、土砂災害への自然の防波堤がなくなっている。4)浅瀬なので、嵐による高波の害を直接受けやすい。5)地盤沈下、海面上昇も影響も見逃せない。などが、あげられていたが、これらの要素も、例えば、政府によるシェルターの整備は、防災対策で、かなり軽減される。(バングラディッシュは、かなり改善されているそうだ)その面からも、ミャンマー軍政の責任は、重い、というのが記事の主旨でした。
デルタ地帯が脆弱であることは、先日紹介した「地球環境報告」(石広之著、岩波新書)で指摘されていたこととシンクロした。やはり過度な農地化、人口集中が、最近の災害の背後にあるんだなあ。私にできることは、相変わらず「小さく」生きる事でしょうか?
夕ごはん
イカの刺身
ゴボウと水菜のサラダ
チーズポテト
納豆
きゃべつのみそしる
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おりひめさま、
ReplyDelete加入しているメーリングリストに会員の友人からの「ミャンマー現地報告」が入りました。転送許可とってありますので、ちょっと長くなりますが、紹介させてください。
---------- 転送されたメッセージ ----------
Sent: Monday, May 26, 2008 12:37 AM
19-22日 4日間 Yangonに入りました。
Yangonは 既に平常の生活に戻っております。
Delta地方の、 被災地は,水を被り未だ死体累々と浮いております。しかし、UNの人的支援で誰が行こうとも、それを片付ける、術があるとは思えません。車で行く術ありません。Delta河口の沿海部が、延々と被災地として残っております。海から艦船、ボートなど出し回収、及び、食糧供給をするしかありません。是は軍隊しか出来ないでしょう。日本もインド洋にいる、自衛隊補給艦隊から 一隻でも早急に廻すべきでしょう。
人を入れないと 物資の援助をしないと言う、UN。Myanmar軍事政権から要請無いから、援助しないと言う 日本政府。人道支援とは程遠い、やり方です。
軍政を悪者にして、事が済むならそれでいいでしょう。Myanmar軍事政権、民衆も 覚めた目で、これらを見ています。
何度も言うように、Myanmarは、Zeroベースの国です。それ以下は無いのですから、支援が無くとも 変わらないのです。
硬直して天空を掴もうと、手を広げた、死体は、何を求めていたのか。!!??
UN Ban−Kin−Mooなど、FirstClassでYangon飛来し、Helicopterで 被災地視察、と言いますが、彼が見に行ったのは、本との被災地ではありません。作られた難民Campです。この一台のHeliで、何人もの本との被災者は、見捨てられるのです。
Thai政府が Asean諸国を窓口にした支援方式 作っても、UNは、メンツを立てることに汲々とし、結果押し付けの援助となっているともいえます。UNの人道支援の専門家とはどの様な人たちなのか、逆説的に言えば、それで飯し食っている連中の事でしょう。
勿論、軍事政権もオメデタイのでしょう。
Yangonの人たちは、平常の生活しながら、会社、一般家族、親戚一同で、金を出し合い、援助のトラク、船、を仕立て 被災地に向かっています。薬など外国のものは、Myanmar人には読めないので、国産のものに限ると言う話もあります。現地の人しか理解できない事、一杯あります。
私も次回Yangon入りには 金を用意して、何らかの被災地直接援助を行うつもりです。
願わくば、第二 第三、のCyclone来ない事祈るばかりです。
/Bangkok
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