2008-05-22

「地頭力を鍛える」

なんと!ヒバリのひなが孵化です!!写真は、今日はとれませんでした〜。孵化まで2週間というから、ずっとあそこにあったのねえ。そして、今月はじめに植えたカラーも発芽。ちょっと早いんじゃないの〜。おまけに、この鳴き声をきいたら露地に何を植えてもいいぞよ!というカッコウの声も響きはじめ、なんとも賑やかな一日。

でもって、読んでいた本の紹介。「地頭力を鍛える〜問題解決に活かす『フェルミ推定』」(細谷功著 東洋経済新報社」

佐藤優の本によく出て来た「地頭力」。なんとなく、わかるような、わからないような?要するに、学校秀才とは違う感じ。だけどストリートワイズというのとも、ちょっと違うみたい。で、一体なんだろう?本屋さんでもよく売れているこの本を図書館で見つけたのでした。一言で言うと「結論から」「全体から」「単純に」考える思考力のことで、これは、訓練次第で鍛えられる。なぜ、これがスポットライトを浴びているのかというと、ネット社会の今、いわゆる「物知りくん」は、生き残りにくい。これからは、オンライン上にある厖大な知識や情報を、いかに選別してそれを使って「新しいことを生み出していけるかどうか」が大切になってくるから。

おお、そのとおり!で、どうするの?ということで、「フェルミ推定」という方法論が紹介されている。たとえば「日本全国に電柱は何本あるか?」という問いに、制限時間3分。使えるものは、紙と筆記用具だけで答えるというレッスン。さて、どうしよう?ですよね。詳細は、本書にゆずるけど、要するに、「結論から(なんでもいいからとりあえず『仮説』をたてる。少ない情報からでも、その範囲でつくりあげる。」「全体から(身の回りを離れて、グーグルアースで地球をながめるみたいな感覚でとらえる。)」「単純に(抽象化する)」ということで、なんとか答えが導けるはず、、という考え方。さあ、できるかな?

ところで、佐藤優氏によると、鈴木宗男さんは、「地頭力」が強い人だそうだ。なるほど、「えいやっ!」と,大胆な仮説をたてて、とにかくそこにがむしゃらに突き進みそうだなあ。

「結論」「全体」「単純」って、英語の文章を書く時の鉄則でもあったりして、さすがビジネス書。やっぱり欧米流なのでしょうか?だけど,自分もこのやり方で進んだら、のっしのっしと歩けそうな気がしました。だって、細かい事、気にしなくていいんだもん。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」細谷 功

東洋経済新報社 2007-12-07
売り上げランキング : 261

おすすめ平均 star
star前提条件を立てて考えるノウハウを学べる
star今日の晩御飯は栄養剤よ!
starタイトルに偽り無し! これを読んで地頭力を鍛えねば!!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


夕ごはん

豚肉、厚揚げ、小松菜の炒め物
イカの塩辛
ゴボウのキンピラ
納豆
しめじとタラの芽のみそしる

2 comments:

  1. こんばんは。
    早速お邪魔しました。
    「フェルミ推定」とても私が好きな分野の本で、楽しそう♪
    図書館にあるなら、借りて読んでみたいなぁと思いました。

    ReplyDelete
  2. >のん☆様

    ご訪問ありがとう〜。

    「フェルミ推定」は、数に弱い私には、あれれ?の部分もありましたが、とっても刺激的。

    ただ、本は、、、、まだ誰かさんの机の上にあるんです〜。
    数日中に返却しますね。(汗)

    これからも、どうぞよろしく!

    おりひめ

    ReplyDelete