2008-05-06

The were-pig

カラーの植え付け第一弾が終了。あとは、次のビニールをいつ腫れるか、、、ですね〜。植え付け中も、多読用の図書をボチボチ読み進める。例のイギリスの小学生向けのシリーズCorgi pups。本日ご紹介するのは、The Were-Pigと The Watch-Frog。Were-pigって、一体何?と思いながら読んだが、Were-wolfという言葉があるみたいで、これはどうやら「オオカミ男」つまりWere-pigは「ブタ男」ってことかあ。ストーリーは、両親が離婚しちゃってシングルマザーに育てられている9歳のアルバートのところにママのママ、つまりおばーちゃんが同居を始める。このグラン•マ、髪型は細かく編んだたくさんの三つ編みにビーズをかざり、パッチワーク風のスカートをはき、ギターをつまびく。いわゆるフラワーチルドレンのその後といった風貌。だけど、アルバートは、多忙なママに代わって彼の世話をしてくれ、荒唐無稽のお話をしてくれるこのグラン•マが大好き。そんなアルバートが、あ る日、隣の子のランチボックスにはいっていたチョコレートバーをくすねてしまいました。その話をきいたグラン•マは、いつになく深刻な顔でアルバートに尋ねます。「アルバート、そのときの天気はどうだった?」「雲ひとつない快晴だったよ。」「それは、大変!アルバート、太陽の光があふれた昼間に人の食べものをくすねてしまう子は、、、、、」「???」「また、太陽の光にあたったら、、、ブタ男になっちゃうんだよ〜!!」そーんな話、信じないもんね!といいつつ不安に駆られるアルバート。翌日は、授業中も気もそぞろ。そんなアルバートの身に起きた、信じられないできごとは?

The Watch-frogの方もモチーフを「カエルの王子さま」にとっていながら、夜中に盛りがついてなくカエルの声で不眠症になっちゃった8歳の女の子に、実のおじいちゃんが、あれこれアドバイスをするところからストーリーが始まる。

どちらも、ファンタジーの要素、あそび心がさりげなくこめられてた佳作です。そして、両作品に共通するのは、こどもの周りにちょっと気持ちに余裕があって、やわらかくさりげなく、いけないことを諭し、イライラする心を鎮める存在がいること。アルバートのグラン•マにしろ、Watch-dogのおじいちゃんにしろ、カリカリ、キリキリしていない。とっても温かい目でこどもの成長を見守っています。

こんなオトナがたくさんいたら、こどもの心も健やかに育つんでしょうね。作者は両方ともPaul Stewart。
The Were-pig
The Were-pigPaul Stewart

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The Watch-frog
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夕ごはん

野菜のコチュジャン炒め
ギョウジャニンニクの酢みそ和え
オニオンサラダ
イカの塩辛
じゃがいもとあげのみそしる

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