今、おつき合いして頂いている方の大多数は、50代以上のいわゆるシニア。きょうは、おふたりのケースをご紹介。一番長いAさんが60代後半で、4年ちょっと。昨年末に100万語達成でした!いわゆるほんとうの基礎の本から始めて多読と並行してのレッスンでは、ネイティブの10歳くらいの子が読む物語を、CDで聞いて、音読の練習。それをレッスンでチェック。意味がよくわからなかった部分をフォローしていますが、いやー、ものすごい上達です。100万語達成にも「もう、語数はともかく楽しくってしょうがない」そうです。「英語の回路」ができたみたい。量に勝るものはありませんねー。
もう一人のBさんは、丸3年。お仕事の関係で休みながらですが、60万語読んでます。こちらは貸し出しだけですが、先日「大草原の小さな家」を読破。これ、原書だと5万語以上で、なかなか手強いのですけど。「物語に感情移入ができると、読める」と、ごもっともな意見でした。こちらは、もうすぐ還暦です。
おふたりに共通していることは、シニアという比較的時間に余裕のある立場を上手に生かしていらっしゃること。いい先達でもあります。
Aさんが聞き読みで精読しているのは、こちら。主人公は10歳の少女。引っ越したばかりで友達のいない日々に飛び込んで来た野良犬をとおして世界が広がるユーモアたっぷりで、簡潔な文体が魅力です。
Because of Winn-dixie | |
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そして、名作「大草原の小さな家」の原書。(挿絵も翻訳本と同じ人)
Little House on the Prairie (Little House-the Laura Years) | |
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夕ごはん
豚こま肉と野菜の炒め物
イカの塩辛
大根のつけもの
ゴボウのサラダ
長いもすりおろし
納豆
じゃがいもとあげのみそしる
えーん、えーん、「多読」全然、進んでないので、ごめんなさい。あと、ちょっとなんで、がんばって読むっす。
ReplyDelete"Because of Winn-Dixie"、好きです。「ユーモアたっぷり」な描写の中に主人公の少女や父親や町の人たちが抱えているさびしさがにじんできて笑い泣きしました。「大草原の小さな家」(未読)の絵を描いているGarth Williams大好きです。貸して頂いた"Little Fur Family"がきっかけで彼の絵のファンになりました。
ReplyDeleteこんばんはー!(^^)!
ReplyDelete多読という外国語への学び方は、決まった時間にレッスンに通えない、私のような、フルタイムの仕事をもつ身にも、やりやすい方法です。先日、外国人向けの、日本語の多読本を書店でみました。
日本語での読書と同じく、自分では選びそうもない本を読める楽しみもあります。
また、外国人用でない、自国の子供向け絵本には、いいまわしがまなべます。
というか、正直、本を読めるのが楽しいの♪
黙読ですが、頭の中にイメージが浮かんでいると、だいたいわかっているようです。イメージわかないと、理解できてないようです。
おととい、ラジオから流れてきた英語の歌詞が、ぼんやりとわかるような気がしました。
今までは、アルファベットが浮かぶ程度でした。
などなど、、、
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ReplyDelete>みかん様
ReplyDelete「多読」はどうやらタイミングも大事みたいです。昨年の今頃から「やる!やりたい!」と仰っている方がいるんですけど、なかなか継続しません。お仕事の関係などで、「波」にのりきれないみたい。
みかんさんも、どうぞ無理しないで、読んでいなくても気にしないで返却していいんですよ♪図書館の本だったらそういうの、あるでしょう?「どうも、のれない本」は、まだ縁がない本ということで。
>吉田さま
「大草原の小さな家シリーズ」そのうちお届けします。楽しみにしていてください。
>かず様
「本を読めるのが楽しいの♪」
そのコメントが嬉しいの♪
これからもhappy reading!
おりひめ