もう一冊は、いわゆる「童話」「寓話」をダール流に焼き直した"Revolting Rhyme".タイトルどおり、全編きちんと韻を踏んでいる短文で構成されている。内容は、「ジャックと豆の木」や「シンデレラ」など、なじみ深い物語なのだけど、とっても「ブラックな毒」を含む内容に書きかえられている。
2編を読んで,決して「ほのぼの」とした気分には、ならない。もともとのグリム童話は残酷だというけれど、それに近いのかもしれない。どんな気分かというと、読後は、坂口安吾が言っていた「文学のふるさと」にあるという「突き放された気分」ですね。
ほのぼの、さわやかな児童書の合間に読んだらビターなチョコレートをかじった気分で、脳のすみっこが、ピリッとしました。あー、だから「チョコレート工場」もあるのね。
George's Marvelous Medicine Quentin Blake Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Revolting Rhymes | |
Quentin Blake Puffin 1995-02 売り上げランキング : 4904 おすすめ平均 子供の夢ぶち壊し ブラックユーモアで味付けたおとぎばなし こんなものを子供に読ませていいのかしら Amazonで詳しく見る by G-Tools |
そういえば、同じ作者のThe Twitsというのもかなり、ヤバかったなあ。
The Twits | |
Quentin Blake Puffin 2007-08-16 売り上げランキング : 15204 おすすめ平均 小学生が大好き Roald Dahl's twisted tale of the terrible Mr. & Mrs. Twit *いじわる婆さん!* Amazonで詳しく見る by G-Tools |
夕ごはん
ホイコウロウ風いためもの
大根のつけもの
キンピラゴボウ
長いもすりおろし
納豆
じゃがいもとわかめのみそしる
一昨日つくったゆで豚を使って、キャベツ、唐辛子、ネギ、ニンニクと炒め、ざっとオイスターソースで味付けしました。
No comments:
Post a Comment