ファーストファッションの旗手も、語学力については、決してお手軽ではないようで。そのレベルに達するには、学校でフツーに「勉強」していたらおそらくムリ。それでも、社会は英語を求め、英語が話せるようになりたいと思う人は数多いです。そんな人も手にとるのかな?ベストセラーで映画にまでなったコミックエッセイ「ダーリンは外国人」は、ある意味「英語(外国語)を身につけるための入門本」かも。
日本人が、外国人と結婚したら、、、の斬り口で「異文化交流」とか「異文化摩擦」についてかいた本やマンガは、今までにもありましが、このシリーズほどうけたものは今までないのでは?なんで、こんなにうけてるの?
たしかに、日米の文化のちがいで起きる日常のドタバタは、あるけれど、どちらかというと佐多里さんとトニーさんの「食い違い」は、「文化」の差からではなく「個性」の差から生まれているような、、、いってみたら、どのカップルでも起こりえる事。
例えば、お皿の洗い方、整理整頓の仕方、笑いのツボの違い。
「あるある!」では、ないでしょうか?
そんなところが、巷の「べつに国際結婚していない」層にも共感されているのでは?あるいは、「なーんだ、ガイコクジンと結婚するって特別なことじゃあないのね〜」の新鮮な感動?
もう一つ、トニーさんの「個性」がとってもやわらかく魅力的なのも大きいな。
さて、先頃、主人公のトニーさんが内容を英訳した「ダーリンは外国人in English」(小栗佐多里 作・絵 トニー・ラズロ翻訳 メディアファクトリー 2010)が出版されました。
佐多里さんとトニーの「個性」の差は、ふきだしの「日本文(佐多里さん担当)」と「英文(トニーさん担当)」にもよーくあらわれていて、英文部分は、(言語の特色もあるけど)ややカタイです(というか、マニアック)。日本文化の英語圏への紹介本としての役割も果たしそう。
トニーさんによる「ちょっと高級な英語の言い回し講座」もおススメ。
でもって、多言語を使い回すトニーさん曰く、英語上達のコツは、、、「とにかくすべてをその言語に切り替える事。本、新聞、テレビ、カラオケ、とにかくなんでも」「100%の理解を捨てる事」「『失敗が嫌だから話さない』は、大きな間違い。言葉が多いほど伝わるから、とにかくたくさんしゃべる。」「ことばは曖昧なもの。theが"ジ”だろうと"ザ”だろうとネイティブは気にしていない。」「いっそのこと入試から英語をはずしたら、いいかも」と、スルドイ。
この「in English」版が、スラスラ読めれば恐らくTOEIC700点クリアレベル。
そして、、、英語圏出身で、日本語あんまりわからない「ダーリン」をお持ちの誰かさん、、「あなたのダーリン」も読めますよ♪
Happy mixed marriage!
ダーリンは外国人 in English | |
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夕ごはん
厚揚げとひきにくのピリ辛炒め
カリカリジャコのたまねぎサラダ
納豆
あげとわらびのみそしる
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