2010-09-30

明日はどうだろう?

数日前に見つけた「子」ですが、、、翌日も同じ体勢で固まっていました。寒さで仮死状態?それにしても、食いちぎられた葉っぱは、アナタのせいですか?

夕ごはん

すき焼き

「布の会」の作戦会議ででかけた近隣の町のお豆腐やさん。なぜか地場産の牛肉の切り落としも売っていた。激安なので、購入して久し振りに「牛肉」たべました。美味。

2010-09-29

筆記用具と教科書

なんだかものすごい風が吹いている一日でした。家の片付けを始めたら、はまってしまい、草取りできず(ーー;)

夕方の英語教室は3クラス。お、小6のAくんの文字カード読み上げも調子が出てきて、きょうも一回でパス。来週はスペードだよ。ワークブック、シャドウイングなど各自の課題のあと、Big Eggという本の読み聞かせ。。。。のつもりが、生徒さんが自然に、音読し始めたので、一緒に読み進む。

BBカードでは、90must wordsを使ったビンゴ。クラブの文字カードをビンゴに並べて、白カードに書いたmust wordを見る。たとえば”of”が出たら、その単語がはいっているカードを手許から探す。最初に見つけてセンテンスを言えた人にチップ一枚。時には、手許のカードにない単語も出てくるから、そういうときには"No,there isn't"で、これまたチップ一枚。みんな真剣。最後はビンゴの数と合計点をあわせたので、センテンスを言うタイミングが遅くなった人が勝ったりして、おもしろかった。

続いてはハートの絵に、動詞部分を抜書きしたカードを混ぜてビンゴ。こちらも、いい感じでした。

中学生ひとりクラスでは、Elephant and Piggieから、”My friend is sad."BBカードでは、文字カード主体の波乱万丈。続いて、クラブの絵と形容詞カードを主体に、ダイヤの絵カードをひきながらすごろく。たとえば、ひいたカードがHappy Henry has gone to Hawaiiで、The gold made the old man happy.のカードに行き当たったら、Happy Henry made the old man happy.で、Why?と理由を考えながら。(ちなみに、この組み合わせでは、「Henryさんが、金を掘り当てて、おじいさんにあげたから。」だそうでした。)いろんな組み合わせができて、楽しかった。英語でというか、BBでいろんな世界が表現できるということに気づいたみたいで、いつもより生き生きしていましたね。

続いての小中混合クラスでは、QA100のあと、右側のページをじっさいに書いてみた。さすが中1は、書くのが早いね。でもって、このクラスで今日特筆すべきは、「ポケモン大王」のBくんが、筆記用具と教科書を持参してきたこと!(これが特筆というのも、若干さびしいが、、、、)ほめることでもないので、さりげなくやりすごし、(だってあたりまえだろうー!)様子をみたら、書く作業も自分から取り組んでいる。サポートは必要だったけど、通知表が出て心を入れ替え始めたかな?

Frog and Toadの聴き読みのあと、グラマーカードのハートでビンゴ。続いて、BBカードのハート文字で90must wordsビンゴ。これもBくん、嫌がらずに取り組む。指差しでカードを読むときも積極的でした。最後は全マーク文字で大富豪。

女子はBくんがつまると、ヒントをあげたりして、サポートしていました。時間が少し残ったので教科書の音読までおまけ。
さて、来週は、筆記具と教科書、登場するでしょうか?

夕ごはん

パブリカと豚肉のオイスターいため
マスのぬかづけ
ブロッコリ
干し野菜のマリネ
かぶの漬物
納豆
あげとえのき、わかめのみそしる

2010-09-28

国擬人化コメディって?

最初にその言葉を口にしたのが、いわゆる「腐女子系」の子だったから、「また、マニアックなアニメかマンガだろう」と、軽く受け流していました。「メチャ、面白い!」って言ってたけど。

それが、日ごろ「嵐」だの「へいじゃん」だのしか口にしない女子たちが、「スウジクコク」だの、「レンゴウコク」だの言い出し、クリアファイルに描かれた、アニメ系の美少年たちを指差し「これが、アメリカ、これがドイツ」だの言い出した。そのときは、「ああ、ついに日本語もここまで落ちたか。それを言うなら『この人、アメリカ人、この人、ドイツ人』だろう?」と心で、嘆いていた。ところが、どうやら「スウジクコク」とは「枢軸国」で、「レンゴウコク」は「連合国」のことらしいとうっすらわかったあたりから、一体、何が起きているのだ?と興味津々。

「ヘタリア」のことです。

昭和生まれのおばさんには、まだ全貌は見えないのですが(明日、事情通に尋ねてみよう)、どうやらネットで始まったマンガが発端。そこでは、たしかに「国」が擬人化されて描かれています。それもかなりステレオタイプの。「ヘタリア」とは、「へたれのイタリア軍」のことで、実際、イタリア軍って弱かったそうです。そういえば、強そうなイメージないよね。ローマ帝国の末裔なのに。で、そんな「イタリア」を、謹厳実直な「ドイツ」がいつも助ける、、、というのがそのマンガの「お約束」の流れ。このマンガから、ゲームだったり、アニメだったり、いろいろとメディアが増殖中で、「ラトビア」なんてかなりマニアックな国まで登場しているのがすごい。

日本もいますよ~。「おとなしくて、何を考えているのかよく分らない」キャラだそうで。お、マンガには「日本編」もあり。

こういうマンガだのゲームだのを通して、今のこどもたちは何を感じるのかな?世界史や地理に興味が向くきっかけにもなるのかな?なにせ、彼女たちの口から「枢軸国」って音が出てくるのが驚異。

興味のある方はこちらへ

で、へたれのイタリアくんを見ていると、「辺境」の「ニッポン」もヘタレでいいのかもなあと、ちらっと思います。ウチダ先生も同感でしょうか?戦略的な「へタレ」じゃないあたりが「トホホ」でもありますが。(例の中国船のモンダイに関してのウチダ先生のコメントはこちら

夕ごはん

野菜しょうゆラーメン

急用で、夜、でかけなければならず、カンタンごはん。

2010-09-27

季節の風物詩

うそー!のような早朝の冷え込みも、昼間には暑いほど。それでも、草取りをしつつ、英語教室のプリント作りつつ、、、の毎日は続く。

午後の英語教室では「やんちゃ姫」が、毎年恒例の「落ちてるりんご」を拾って登場。今年は、虫食いが多いねえ。もはや、彼女の「りんご拾い」は、季節の風物詩。Aくんは発熱だそうでお休みで、女子ふたり。生徒からの発案で「ビンゴカード」を作ることに。その日のビンゴの数を記入して、10個集まったらシール一枚だって。へえ、そういうの、やりたかったのね。私から言い出したら、そんなにのらないだろうな。きょうは、ふたりだけなので、画用紙を使ってカードを作りました。定規も上手に使えるし、割り算使ってコマ割りもできるし、成長中ね。

BBカードでは、早速ビンゴ。「横取りビンゴ」は、私も加わって。S抜きでカードを読んだら、嫌がられました。とほほ。続いて、NLでクラブの文字カードでビンゴ。ずいぶん、しっかり「読む」ことに意識をむけていました。

次のクラスでは、リクエストでFrom head to toeの読み聞かせ。私のチョイスでORTから2冊。続いてBBカード。4分波乱のあと、スペードの絵で4枚ビンゴ。ハートの絵で落城ビンゴ。最後は、クラブの絵と形容詞カード、ラッキーカードを使ってすごろく。さいころの代わりは、クラブの絵カードで、S替えもしながら。このクラスは、S替えや形容詞を使ったイメージトレーニングが大好きです。残った時間はHi-byeを歌いました。

中学生男子クラスでは、教科書音読、書写、穴埋めプリントなどのいつものローテーション。女子クラスが「嵐」一色なのに対して、こちらは、ゲームが話題の中心。それにしても「ポケモン」人気はすごいなあ。

夕ごはん

水餃子
オイキムチ
貝豆の甘煮
ブロッコリ
納豆
いくらしょうゆ漬け
あげとえのき、わかめのみそしる

2010-09-26

「プルーストとイカー読書は脳をどのように変えるのか?」

こどものころ、通っていた幼稚園の本棚にリチャードスカーリーの英語の本が置いてありました。もう日本語は読めると思っていたので、その本を読んで英語を読めるようになりたいと思ったのだけど、、、なぜか読めない。どうしてだろう?どうしてこの「英語(アルファベット)」が読めないんだろう?と、とっても不思議でした。かわいかったねえ。私も。

さて、ではどうやって人間は「字を読むことを学ぶのか?」「そして果たして読書の機能は?」がテーマの本を本日ご紹介。

プルーストとイカー読書は脳をどのように変えるのか?」(メアリアン・ウルフ著 インターシフト 2008)。

「字を読むという能力は、脳の遺伝子に先天的には、組み込まれていない。視覚とか図形認識のための脳の回路を援用しているにすぎず、生まれた赤ちゃんは、ひとりひとりが、読む回路の形成の仕方をはじめから学ばなければならない」なんて、今まで考えたこともなかったけど、言われてみたらそうかも?の「読むという能力」について、言語学、歴史学、脳科学の視点からきりこみ、さらには「ディスレクシア(難読症)」についての詳細な解説ありで、なんちゃって英語先生としては、読まずに死ねるか!の一冊でした。

シュメール文字から始まる文字の歴史も面白く読みましたが、ヒトがどのように「読み」を獲得するかのプロセス、さらにはディスクレシアについては、現場でこどもと接している上で参考にもなり、思い当たることもあり。BBカードや絵本の読み聞かせの有効性についての裏づけとしてもうなづきながら読みました。

脳は、読めば読むほど回路が増強され、それに伴い自動化速度があがると、内容に対して「解読」のレベルから「批判的読書」さらには「創造的読書」に発達するなんて、わくわくする内容。その一方で広がりつつあるネット社会での「情報獲得」は、読書によって培われるそういった能力を剥奪してしまうのでは?という著者の危惧もリアルです。

口承文化が主流の時代に広がりつつあった識字文化に対して、ソクラテスが猛反対したその理由は、気軽に検索かけて情報ゲットした気になってしまう自分たちにも警句としてきこえますね。

書かれた文章は、”あたかも知的であるように”見えるため、物事の真実により近いように思われるので、言葉が人々を欺いて、理解し始めた過ぎない物事を理解したかのごとき浅はかな錯覚に陥らせてしまうのではないかと、ソクラテスは恐れた。(p116)


図書館にリクエストをかけて道立図書館から取り寄せた一冊。もっと読めばまた違う内容を読み取れるはず。刺激的でした。読みに苦戦している小学生をあんまり追い込まないようにしよう!って改めて思いました。

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?メアリアン・ウルフ 小松 淳子

インターシフト 2008-10-02
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star複数の脳領域を統合。
star「文字を読む」とはこんなに高度なことだったのか!
star字を読むとは どういうことかが わかる本

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夕ごはん

マーボーなす
オイキムチ
干し野菜のマリネ
トマトと紫蘇のサラダ
ブロッコリ
納豆
じゃがいもとにらのみそしる

2010-09-25

電気代、月600円台??

最近、こんなにびっくりしたことなかったよ~!は、今朝の北海道新聞の記事。

一ヶ月の電気代、600円台!のつわものが紹介されていたんです。冷蔵庫ナシ、テレビナシ、電子レンジナシ。契約電流10アンペアって、えー!10アンペアありなの?とびっくり。

このつわものは、札幌在住の原瑞穂さんという女性。世界各地を旅行して、紛争地域などを訪れた経験から、「戦争の原因は、先進国の資源収奪にあり」と気づき、その収奪に参加しない生き方を模索して実践中。HPは旅するはらっぱその電気代600円代生活のブログは≪うれし荘のとびら≫こちらを拝見すると、ご本人、自分なりのライフスタイルを楽しんでいらっしゃる雰囲気が伝わってきます。、
ダンボールを利用した生ゴミコンポストもやっていらっしゃる。

うーん、我が家もかなり電気代はがんばっているんだけど、なにせ「ビール大臣」がいるから冷蔵庫ははずせないよねえ。前に洗濯機がないという人と出会ったことはありますが、冷蔵庫ナシとは、恐れ入りました。冷凍庫の大きいのがほしいなと思った自分がはずかしいです。まだまだ、日本も捨てたモンじゃないな。面白い人はあちこちにあり。

夕ごはん

湯豆腐
マスのぬかづけ
キューちゃん漬け
納豆

2010-09-24

自問自答。

最低気温5℃。お天気だけど風が冷たい一日でした。ジャングル野菜ハウスの中をうろうろしていたら、、、バットのように育った巨大きゅうりを3本発見。葉っぱの影で見えなかったのねー。

夕方の英語教室では、小学生クラスから。ワークブックを3ページやったあと、BBカード。すごーく悩んだのだけど、思い切って動詞の「仲間わけ」。以前、現在中学生の子たちと一緒のクラスだったときに、「ベティの仲間」「キャシーの仲間」と、お手本どおりの「仲間わけ」をしたところ、全く意味がわからず泣いてしまったAちゃんが小6なので、そろそろやっておきたかった。他の子は、そのカードとどのカードが「仲間」なのかを覚えればいいというレベルの理解だったし、私もそのレベルの理解を期待していたのに、Aちゃんは、「どうしてそうなるのか?」にこだわってしまい、自分のわからなさに押しつぶされた形でした。Aちゃんは、いわゆる「お勉強好き」タイプではありません。

そこで、今日は、「教えないを忘れない」というBB大原則をちょっと棚上げして、どんなやり方がいいのか悪いのかわからないまま、まず日本語で「過去」「現在」「未来」のコンセプトをAちゃんと小4のBちゃんと相談しながらインプット。そのあと、「昔、Bちゃんは、赤ちゃんだったよね~」と、「未来は、きっと中学生になるよねー」などと話しながら、日本語でも語尾変化で時制を表すことを例示。その上で、じゃあ、英語ならどうなるだろう?ということで、カードを三つの山にわけていった。「おまじない」との関連に気づくこともなかったけど、今回は、仲間分けはすんなり納得。そのあとポーカー数回。あっけないほどでした。

最後は、前回の続きの絵カードつくり。

私、教えていますか?教えていませんか?と自問自答しながらのレッスンでした。

中学生クラスでは、ひさしぶりにFrog and Toadの聞き読み。QA100も。ずいぶん速いリスニングにもきちんと耳がついていっていてうらやましいくらい。なんちゃって英会話も少しずつ量が増えてきていい感じ。

グラマーカードのハートでビンゴのあと、BBダイヤで代名詞ビンゴ。国籍カードをひいたり、職業カードをひいては、大騒ぎ。その後、代名詞の格変化のまとめプリントと練習プリント。

全体像を見せながらすすめるのが大切だなあ。

夕ごはん

鶏肉と干し野菜のいためもの
ブロッコリとトマトのサラダ
青大豆の漬し豆
キューちゃん漬け
納豆
じゃがいもとあげ、ねぎのみそしる

2010-09-23

冷え込む。

今朝の最低気温、6℃。まだストーブには、はやいよね~。

ネコが布団の上に集まり重い、重い。

夕ごはん

野菜の天ぷら
蒸しカボチャ
冷やしトマト
納豆
あげと大根の葉っぱのみそしる

食卓のメニューも、夏から秋に少しずつ移行中。まだ、ハウスの中ではトマトが元気です。

2010-09-22

代名詞の格変化

あらー、本州はまだ気温が高いようですね。オゾン層が減っているのか?こちらは秋風です。 あまりの高温でストップしていたカラーもぼちぼち復活。どこまでいけるかな?

夕方は英語教室。最近、めきめき実力をつけている小学生クラスでは、小6のAくんの文字カード読み上げ宿題チェックから。お、回路がつながってきたみたい。指差す位置もしっかりしてきました。一回でクラブをクリア。次はハートに挑戦。Aくんは、すなおに宿題をやってくるから伸びるなあ。小4と小5のふたりがワークをしているあいだ、AくんはFrog and Toadの聞き読み。 love my new toy"の読み聞かせのあと、BBカードでは、ダイヤの絵で「沈没」。過去形変換の練習をいれながら。口もすらすら動いています。さいごはリクエストでスペードで「宝くじ」。歌が下手そうなキャラで。

中1女子クラスでは、やはり”I love my new toy"の読み聞かせから。絵の表情がすごい!とのコメントあり。そのあと全
マーク絵にクラブの文字をいれて「波乱万丈」。そのあと文字カードの線引きの続き。主語と動詞については本人「わかったつもりのようなので、その先を。進学塾では英語の語順を「主語、動詞、そのあとオマケ」って習ってるそうで。なるほど。その「オマケ」の説明だよ。少しずつ黄色と紫の違いを感覚でつかんだ様子。

最後の小中合同クラスは、小6のBちゃんが、風邪で欠席で中1のみ。グラマーカードのハートでビンゴのあと、BBカードのダイヤで、代名詞の格変化。 Betty Botter bought some butter. She is an Italian. Her mother is a dentist. We know her.などと。口はよく動くんだけど理屈はどうかな?ということで用意したプリントで整理と練習。学校ではバラバラに出てくるので一度、コンセプトをいれておきたかったのです。

女子ふたりは、よくついてきたけど、男子くん。頭つかっていないね。ポケモンゲームに夢中のようだけど、ポケモンがパワーもってどうするの?自分がパワーつかないとダメだよ。頭が12歳のままでとまっちゃうよ。と諭すと、横できいていたCちゃん「センセー、ナイス。」

勉強するのは、順位や得点のためじゃあなくって、自分にパワーをつけるためなんだけどなあ。

夕ごはん
鶏肉とピーマンのオイスターいため
カボチャ蒸し
キューちゃん漬け
納豆
いくらしょうゆ漬け
高野豆腐とわかめのみそしる

2010-09-21

空飛びネコ

午前中、郵便局で出会ったAさん。多読の貸し出しを続けて4年くらい?そろそろ100万語に到達しそうな方です。この夏は、お姿をみかけなかったけど暑すぎて読書どころじゃあないんだろうなあと、勝手に想像していました。立ち話をしたら、暑さもあるけど、本が手ごわかったそうで。Magic Tree Houseにはまっていらっしゃったし、猫がお好きだから、これはどうだろう?ちょっと読みにくいかも、、、と、念をおしてから、お渡ししたのがLe Guinの”Catwings"4冊セットとそのほか数冊。

この「空飛びネコ」が鬼門だったみたい。気に入っちゃたから、辞書をひいたりして精読しちゃって、読み終わならかったそうで。ほかの本は終わっているんですよーとのこと。「ありゃー、またあとで読んでもいいんですよ~」と言ったけど、イマドキの中学生なら喜んで投げ出すところを、ある年齢以上の方は律儀に読み進めてしまうのをすっかり忘れていた(汗)。そういうのをつらく思わないで、逆に楽しんでいらっしゃる風でもあったから、まあ、たまにはいいのかな。

多読歴も長くなってきた方や、「英語読書が楽しみ」に変化してきた方には、ご自分なりの楽しみ方を見つけていかれればそれでよし、とも思います。

「涼しくなってきたし、来月からまたボツボツ始めますね!」とオトナの笑顔。ORTからはじめたんだから、すごいよね、多読って。

Catwingsは、村上春樹も翻訳してます。我が家のネコは飛ぶどころか寝てばかり。

Catwings Collection
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夕ごはん

焼き餃子
蒸しカボチャ
キューちゃん漬け
納豆
いくらしょうゆ漬け
あげとまいたけとわかめのみそしる

2010-09-20

合同レッスン

お!「虫こぶ」みっけ!

久し振りにいい天気。午前中は草取りなどをこなして、夕方は英語教室。きょうは小学生クラスは二クラス合同。スポーツ少年団の練習時間との都合です。「やんちゃクラス」組が練習後に「優等生クラス」と合流。どうなることやら?

練習後に配られたという「トウキビ」をかじりながらやってきた3人組。ああ、田舎ならではの光景ね。全員そろったところで”I love my new toy!”の読み聞かせ。途中、誰かが「何でふたりで泣いてるの?」と言うから、なんでだろうねえ?と問いかけると、他のメンバーー、口々に「おもちゃが壊れたから。おもちゃを壊しちゃって、怒られたから。」と、当然のような顔。特に「やんちゃ姫」は、「なんで、そんな当たり前のこときくの?」だって。まあ、よくある光景なんでしょうね。あなたの周辺では。

それにしても、「おもちゃ」と言われてもピンとこない子が増えている。「好きなおもちゃ?Wiiかなあ」だもんね。

BBカードの方は、優等生クラスでは初めての「UFOゲーム」。クラブとスペードの絵。BB暦が混ざるように組み分けをして、いざ出陣。あれ?BB暦だけは長いやんちゃクラスメンバー、「こんなのカンタン」とか言ってたのに途中で「センセー、これなんだっけ?」
じゃんけんがヒートアップして、負けそうで負けない両チーム。延々カードを言いまくり、じゃんけんしまくり。最後はコーフンして振り回したAくんの腕がやんちゃ姫にあたって、泣きべそで終結。ふー。のどかわいたよー。それくらいよく声を出していました。小1のBくんは、ぐるぐるとおにいちゃん、おねえちゃんの周りを周回して、じゃんけんだけしてましたが。

麦茶で小休止のあと、ハートで仲良し。最後はハートとダイヤの絵と文字を混ぜて源平合戦。BB暦の長いふたりが読み手を立候補。ひっかけもたくさん。おまけにいつもこのふたりにあおられまくっていたAくんも「ボクも読みたい」と、途中でバトンタッチ(感涙)。

BB暦の違いを利用したこんなレッスンもたまにはいいですね。双方刺激になったみたい。

中学生クラスは、教科書音読、書写、ワーク。テストの成績がふるわなかった中1くんは、なんだかオドオド。テストを持ってきていなかったから、「どこを間違えたのか冷静に分析するから持ってきてね。点数よりも、そっちの方が大事だよ。いやだ、いやだで逃げていたら、いつまでも成長ないよ。」と諭すと、そういう話の時は眼の輝きがちょっと違うのよねー。さあ、今後どうなるかなあ?

夕ごはん

シメサバ
カボチャ
いくらのしょうゆ漬け
キューちゃん漬け
青大豆の浸し豆
納豆
とうふとねぎのみそしる

2010-09-19

あごの周りがいたい。

今日も一日曇ったり雨が降ったり。午後はオトナの方のペアレッスンが一件。今月からはじめたAさん、毎回、口から出てくる英語の量が増えてくる感じ。仕事場で起きたプチ事件などの報告ありで、いい雰囲気でした。きょうは近況報告のあとは、宿題にしておいた絵本の音読の確認で、みんなに「読み聞かせ」。センパイ格のBさん、ORTの”Gran"を、とってもいい感じで読んでくれた。おうちで息子さんを相手に練習したそうで。小学生クラスで私に代わってやってほしいくらい。Aさんはご主人を相手に練習しようとしたら、断られたそうです。残念。こちらはORTの”Strawberry jam".私はGerald and Piggie の”I love my new toy!”を。おふたりとも来週用にまた数冊お持ち帰りでした。

続いてはBBカード。ダイヤの絵と文字で波乱万丈。間の声かけは、身近な人や出来事が浮かんで、自分で言いたくなるようなもの、言いそうなものを。(Ken and kate keep me waitingから、職場の○○さんkeeps me working.とかに発展しました。)こういう応用はオトナの方の方が生活をもとに組み立てるのが上手だし、カードゲームを現実につなげるいい手段かも。

最後は、中学生の教科書の会話文が、このクラスにいい感じだったので、感情をこめてスピード音読を3回。おふたりとも回数を追うごとになめらかに、スピーディになってだんだん英語っぽくなってきました。”stadium"と”Safeco Field"が鬼門だったけど(笑)

「あごの周りが痛い」が、今日のお二人の感想でした。

音読エクササイズのヒントは、セルムのHPで紹介されていた「超音読」という本から。


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夕ごはん

豚バラ肉のすきやき

ナベが恋しい季節がやってきました♪

2010-09-18

ロールキャベツもどき。

きょうは、夕ごはんメニューだけ。いつもお立ち寄り、ありがとうございます。

夕ごはん

ロールキャベツもどき
蒸しかぼちゃ、アスパラ
干し野菜のマリネ
キューちゃん漬け
いくらのしょうゆ漬け
高野豆腐とねぎのみそしる

ロールキャベツを作ろうかと思ったけど、めんどくさくなったので、大まかに切ったキャベツに、肉団子をまぶして圧力鍋で5分蒸しました。トマトのざく切りとお酒、チキンブイヨン塩コショウが味付け。違和感ないお味でした♪

2010-09-17

大人気。

久し振りの雨で、きょうはゆっくりすごしました。

夕方からの英語教室では、小学生クラスで、ひさしぶりに絵本タイム。大人気のPiggie and Gerald シリーズから”I love my new toy!"生徒さんふたりは、英語だけでも十分意味が通じるし、名コンビの気持ちのひだまでびっくりするほどよく解釈していました。読み聞かせしてから、一度リピート読み。そのあと、主人公のPiggieとGeraldを使ってBB作文。「買い物に行ったら、Piggieが変なものばっかりかごにいれて、Geraldが怒りそう。」など、作者のMo Williemsさんにきかせたいくらい、このシリーズのツボをよくわかっている。いろいろ主語換え、目的語換えを言ってみた後、カード作文。色塗りは次回に。

中学生クラスは、期末テストの結果が戻ってきてそれについての確認。前回、思ったほどの点数がとれなかったAちゃんも、点数アップ。少し要領がつかめてきたようです。Bちゃんは満点。レッスンの方は、”I love my new toy!"を読み聞かせのあと、ふたりでアクトアウト。そのあとグラマーカードのハートでビンゴ。最後は、代名詞の人称変化について、ちょっと「お勉強」。「ああそうか、おまじないは、そういう意味だったのかー」「their とか themとかの役割がやっとわかった」と、なかなかいい反応。それにしても、日本語の「助詞」って言葉はこれから国語で習うのかな?ふたりとも「聞いたことなーい」って言ってました。

I Love My New Toy! (Elephant & Piggie)
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夕ごはん

豚肉の塩いため
蒸しカボチャ
アスパラサラダ
ひじきの煮物
いくらのしょうゆ漬け
納豆
あげとなすのみそしる

2010-09-16

ノギマレスケ

久し振りの「布の会」。リクエストもあり平日開催。お弁当持参にしてみました。時間設定が長めだったせいで、メンバーの集まりもゆっくり。最初は数名だったのが、最終的な参加者は9名でした。

今回は、テーマとして「私のオススメ」を事前にお願いしておいて、育児情報やグッズが紹介されるかなあと思いきや、、、、太ももの内側の筋肉をひきしめる効果ありの「レッグマジック」、加島祥三著の「タオ」、現役の自衛官でオウム真理教のサティアン捜査を行った池田整治著の「マインド・コントロール」「おうちで給食ごはん」などの書籍の紹介が中心でした。(「写経」がオススメなんていう人もいたし。。。。)かろうじて、当日参加できないけど、、と事前に紹介があった「ストレスフリーの授乳服」が、育児情報っぽかったな。私は読んだばかりの「逝かない身体」をオススメしました。

布おむつ育児の話より、「どうしたら、小さい自分を超えて人といい関係がつくれるか?」などの生き方論、哲学論が熱を帯びて、私はなるべく口をはさまずにいましたが、子育てママがほとんどのメンバーでも、そういう話ができる「場」も珍しいなあ。

子宮頸がん予防ワクチンの安全性についての疑問や、学級崩壊、学校崩壊についての話、さらには、自然は一流だけどやや文化的なものがすくないこの地方に、美術展や博物展、コンサートや演劇をもっと誘致するにはどうしたらいいだろう?と、
どうしても「コドモ」や「家族」など、日常に関することに興味が集中しがちだった「布の会」だけど、ちょっと視点が上になってきたみたい。

ムリしないでの「おむつなし育児」を実践中の親子も3組となり、やはり見本があると取り組みやすいんだろうな。

これも参加メンバーの多様性のおかげです。

さて、きょうのこぼれ話。この夏、酷暑の真っ只中に、ご家族の事情で東京滞在をしていた私よりひとつ年上のAさん、たまたま「乃木神社」に行って、乃木大将が使った刀を見たお話をご披露。すると、、、「ノギさんってだーれ?」の声が。エー!知らないのー?日露戦争だよ。明治天皇だよ。殉死だよ。と、Aさんと私が口角泡を飛ばして説明するも、、、二人以外は「えー?誰?ぜんぜん知らない!」とのこと。これ、英語教室のこどもとの会話じゃないんです。アラフォーの女性たちとのやりとりです。

「学校で習わなかった」とか。

だけど、私たち、学校で習ったっけ?とAさんと私。なんとなく、いつの間にか知っている知識だったような。。。。

ひょっとして、あなたたち、「ゆとり」の人たち?そうでもなさそうだなあ。

Aさんが「ノギマレスケ、ノギマレスケ 」というたびに、Bさんの目がぐるぐる。ああ、きっと「乃木希典」って漢字変換できていないなあ。

ことの善悪はともかく、乃木希典が庶民の記憶から消えて生きつつあることは確かです。

夕ごはん
鶏肉のいためもの
アスパラガスとトマトのサラダ
蒸しカボチャ
キューちゃん漬け
ひじきとレンズマメの煮物
納豆
いくらのしょうゆ漬け
高野豆腐としめじのみそしる

2010-09-15

時制三昧。

ひょんなことから「アルゴ」というカードゲームを知り、もしかして長期休暇中のお遊びレッスンで使えるかも?と、お取り寄せ。有名小学校、進学塾でも採用されて「ひらめきと論理力を鍛える」「オセロ、UNOに続く人気」という惹句もあったしね。

まずはどんなものか?と、面倒くさがる同居人を「算数系だよ。論理力が強い人には、かんたんだよ。」と甘言でつり、一戦交えてみたところ、、、あっちゃー。相手が強すぎ。途中でテーブルひっくり返したくなりました。勝負にならない!(よかった~、賭けゲームにしないで。)それでも要領はつかめたところで、ひらめいた。もしかしてBBカードでも使えるかも?と。

で、本日の小学生レッスンで試してみたところ、改良の余地はあるし、センテンスをたくさん言うゲームではないけれど、感触はよかったです。右脳と左脳がぐるぐるするし、ひとりでセンテンスを言う練習には、うってつけ。

興味のある方、「アルゴ」の公式ホームページを参考にしてくださいね。

さて、レッスンの方は、、その小学生クラスでは小6のAくん、ダイヤの読み上げ宿題クリア!で、次はなぜかクラブ。がんばってねー!Aくんが久し振りにFrog and Toadの聞き読み、シャドウイングをしている間、小4と小5のふたりはワークブック。BBカードでは、クラブの絵、文字、フレーズ英を混ぜてわけてビンゴ。おまじないを言っていたら、小5のBくんが、該当するカードを指差し始めたので、キューをおまじないにすることに。なんと、小4のCちゃんがぶっちぎりで正しいカードを当てる。彼女は年長のころからおねえちゃんのお供で通っていたものの、2年間ぐらいセンテンスを口にすることはなかったけど、最近、いろんなことが頭の中でまとまってきているみたい。「量」の大切さを感じます。

そのあと、例の「アルゴ」もどきをハートの絵で。最後は「仲間わけポーカー」。時制の言い換えの練習もちょこっと。このグループは、頭をきちんと使える子ばかりなので、ちょっと「過去」「現在」「未来」について説明したら、Cちゃん「へー。そうだったんだ。そういう理由で仲間ができていたんだ~!」と感動。他のマークもわけられるのか?と、レッスン終了後も、あれこれカードを並べ替えていました。一番興味がなかったのが小6のAくんだったな。

続いてやってきた中1のDちゃん、あなたは、カニさんですか?と思わずたずねたほどのVサインで登場。期末テストの英語は、またまた100点!がんばったねえ。彼女の場合、がんばりすぎがちょっと心配なほどです。もうちょっと頭の余裕が感じられると安心なんだけどなあ。「暗記」だけが勉強じゃないからなあ。

レッスンの方は、彼女にとっては初めての「仲間わけ」。そのあと、ダイヤの絵で「現在形ビンゴ」。まだピンと来ないみたいですが、あたりまえだね。進学塾でたくさん説明受けるはずなので、ここでは、口慣らし。リーディングにThe bird and the storkを3ページ目まで。最後は、教科書の本文を思いっきり感情をこめて、大笑いしながら、何度もアクトアウト。もう、私も暗唱できるぞ、あの本文。

最後の小6中1混合クラスでも、ひさしぶりにFrog and Toadの聞き読みとシャドウイング。シャドウイングは声が出ていなかったけど、口は動いていた。続いてQA100。さて、こちらの期末の結果は、、、女子はそれぞれ90点超。男子くんは、黙して語らず。まあ、結果が出るような態度していないもんね。私が悪いんじゃないもんねー。

グラマーカードのハートでビンゴ。学校では結果が出ない男子くん、こちらのカードはすぐにひっくり返せるしリピートもできる。続いてダイヤを使って現在形七並べ。肯定文、否定文、疑問文、主語をweにして。ちょっと時間がかかったけど、何回もいろいろに変換したので、感覚は伝わった様子。

気がつけば、時制三昧の一日でした。

本日ご紹介のアルゴは、こちら。

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夕ごはん

鮭のぬかづけ
ブロッコリ
ハムとトマトのサラダ
干し野菜のマリネ
蒸しカボチャ
納豆
あげとしめじのみそしる

2010-09-14

「逝かない身体~ALS的日常を生きる」

アメリカの大学に通っていたときに冬学期の集中講義で毎回一本映画を見て、それについてディスカッションするという授業を受けた。ある日見た一本が、新進気鋭の画家が事故で半身不随になり、首から下が動かなくなってしまい人生を絶望視して、「安楽死」を周囲に求めるという内容のもの。「安楽死の是非。個人の尊厳。」が、その日のテーマらしい。映画を見て、「重いテーマだのお。手に余る。英語で書くのもツライ。」と思いつつ、感想を書いて提出。翌日ディスカッション。担当教授が「きょうは、みんなの感想の中から非常に変わったものを紹介する」と、読み上げた文が、、、えー?私のかい?で、脂汗を流しました。

そのときは、「死の自己決定は短絡的。なぜかというと、主人公の周りには友人、恋人、家族がいるわけで、彼らは主人公の死をのぞんでいない。関係性の中で生きているのが人間だから、生きる責任がある」みたいなことを書いた記憶が、、、でもって、なぜこの考えが「非常に変わっていた」かというとクラスのほとんどが「自分の生死の決定は自分でつける」と死の自己決定に賛成の個人主義者か、生死は「神さまが決めるべきだから」というキリスト教の視点からの反対だったからだとおぼろげに記憶。

「人は関係性の中で生きる」なーんて、わかりもしない大風呂敷を広げちゃった東洋人は私だけだったんです。クラスの反応も薄く、大喜びしていたのは哲学の教授だけ。

そんなことを思い出したのは、大宅荘一ノンフィクション大賞受賞の「逝かない身体~ALS的日常を生きる」(川口有美子著 医学書林 2009)をあまりの衝撃で一気読みしちゃったから。著者は、私より2歳年上。夫の赴任に伴いこどもをつれてイギリス滞在中に、実母がAlSを発症。30代半ばで、ちょっとセレブな専業主婦から以後12年に及ぶ難病患者の自宅介護生活に突入。その介護記録を軸としたのがこの本。

ALSとは10万人に数名がかかるという原因不明の神経性難病。ルーゲーリック病とも言われています。次第に身体のあちこちが動かせなくなっていく病気で、著者のお母さんが罹患したのは、ALSの中でも最重篤と言われる眼球すら動かせなくなる症状を伴うものでした。

本書の構造は複層的で、難病介護のルポでもあり、具体的な介護ケアの方法論でもあり、そして「生と死」を問う哲学論でもあり、さらには著者自らが介護を通して人生を拡げていく過程を描いた「物語」でもあり、さらにはコミュニケーション論でもあり、一言で言うと「生きる」ということのエッセンスが凝縮された一冊です。

眼球すら動かせなくなる。それでも意識はある状況の描写からは、普通に呼吸して手足が動かせること自体が「奇跡」の出来事なのだと自分の日常に感謝せざるを得ないし、そういう家族を見守りながら、「実は母に見守られているのは自分かもしれない」という達観に至る著者の洞察力には脱帽。 その観察力と洞察力、さらにはその行動力(ネットを駆使して情報を集め、発信し、ついには介護事業所をたちあげ、介護生活を軸に自分の人生を切りひらいていく力)が本書の要でもある。

そのきっかけは、生きているとはいえ意志の伝達が不可能になった実母を見てこれが正しい選択かどうか思い悩んだ末にたどり着いた結論にある。

母は(中略)あらゆる動性を停滞させて植物化しようとしている。(中略)むしろ草木の精霊のごとく魂は軽やかに放たれて、私たちと共に存在することだけにその本能が集中しているというふうに考えることだってできるのだ。すると、美しい一輪のカサブランカになった母のイメージが私の脳裏に像を結ぶようになり、母の命は身体に留まりながらも、すでにあらゆる煩悩から自由になっていると信じられたのである。(p200)


そう思い定めた著者は、患者を哀れむのをやめて「温室で蘭の花を育てるように」共に生きる一歩を踏み出した。絶望を絶望のままに受け入れた先の希望の一例。

ちょっと、すごすぎます。この一冊。
逝かない身体―ALS的日常を生きる (シリーズケアをひらく)
逝かない身体―ALS的日常を生きる (シリーズケアをひらく)川口 有美子

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夕ごはん

ハンバーグ
蒸しブロッコリとカボチャ
干し野菜のマリネ
トマトサラダ
ぬか味噌漬け
キューちゃん漬け
ほたてとしめじの佃煮
納豆
じゃがいもと大根葉、しめじのみそしる

ハンバーグにお味噌をちょこっといれると味がまとまります。

2010-09-13

快挙。

午前中はふーふー言いながら、ハウスの草取り。まだ暑いですねえ。

午後は英語教室。月曜日は「体力勝負」」のレッスンが続くので余裕を見て教室にでかけたのだけど、、、レッスン開始30分前にすでに「ピンポーン」。あれ、Aくん、早いねえ。ランドセルを背負った彼は、こーふん気味で「ペットボトルー!」と叫ぶ。なんでもトンボを捕獲したそうで、その「獲物」を使って、ともだちから教えてもらった「仮死状態」にするワザを実践したいらしい。出した麦茶もそっちのけで集中していました。まあ、英語やるより必要なワザかもなあ。見事、仮死状態になりご満悦。そのうち「やんちゃ姫」もやってきて、レッスンスタートまで、「バッタとるー!」と、二人で飛び出していきました。。。。。。結局、時間通りに戻ってこられず10分遅れで開始。本人たち、「遅刻」の意識バッチリなので、用意したワークを、神妙にこなしているのがかわいい。

ワークのあと、「やんちゃ姫」、恐る恐るといった風に「センセー、また本読むの?」とたずねてくる。「やらないよ!まだ早いみたいだからね!」に、ほっとした表情。うーん、やっぱりまだムリなのね。「いつか」が来るのかはわからないけど、今の状態でやっても意味なさそうなので、しばらくPo-poはお休みします。

BBカードでは「4分波乱」。次のクラスで9枚残りまでいったことを告げると、俄然張り切る。結果、7枚残しで大満足。内緒だけどこのクラスはフルセンテンスでやったから、ある意味すごい。3人ともまだ「もにょもにょ」も多いけど、フレーズまで超早口で言えている。これは、楽しみ。

続いて、「横取りビンゴ」。ハートの絵、文字、フレーズ英をまぜて3人に配る。キューは最初はフレーズ日にしたけど、反応薄いのでフルセンテンス。最後はリクエストで「ドンキー」。ビンゴで使ったハートから適当に選んで。フレーズの英文もなんとなく認識できるようになっているので、このゲームはこのクラスで有効。

もうそろそろいろんな文法事項もいれられると思うんだけど、相手のレディネスがまだなので、ひたすらOSをしみこませること、、文字カードになれることに集中します。

続いてのクラスでは”Freight Train”を読み聞かせたあと、「4分波乱」。途中もたついて6枚残し。そのあとダイヤでBreak the T。ひとりで言えるセンテンスが増えてきている。そのあとはハートの絵カードをまぜて「横取りビンゴ」。最後はリクエストのすごろく。クラブの絵と文字に、形容詞カードとラッキーカードを混ぜて。形容詞カードは一回休み。ラッキーはみっつ進む。ダイスが室内で行方不明なので、とっさにおもいつき、スペードの絵カードをひくことで代用。これ、よかったです!いきなり12マス進むとか出たり、変化ができます。とまったクラブのカードと、ひいたスペードの主語をつかった「S替え」もやれたし、形容詞カードでは、~is tired.なんて練習もできたしね。

さて、最後の中学生クラスでは、テスト終了後初のレッスン。「調子はどう?」と何気なくたずねたら「好いです!」と元気な返答は中2のBくん。なんと!英語、みごと平均点超え(涙)!しかも、今までの英語のテストで本人最高点(涙涙!)中1の一学期の中間で45点だったのをピークに下降線をたどっていた彼にしてみたら快挙です。

もう一人は、「まだテストが戻っていない、、、」そうで、こちらはどうかなあ?中1くんもあんまり表情が晴れやかでなく、どうやら英語はともかく、実技科目がかなりやばいそうです。真面目に授業受けていなさそうだもんねー。

さて、こちらのレッスンでは、中2のふたりは教科書音読と穴埋め、筆写。中1くんにはORTのステージ2から6冊を聞き読みのあと教科書予習。

本日の絵本。”moving”のところで歓声があがりました。

Freight Train
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star絵も言葉も、間合いが絶妙な楽しい絵本です

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夕ごはん
秋刀魚の塩焼き
トマトといんげんの煮込み
ホタテのひもとしめじの佃煮
ぬか味噌漬け
納豆
とうふと大根葉のみそしる