2011-04-17

支援方法アレコレ集

震災も一ヶ月を過ぎたけど、復興支援はこれからが本番でしょう。義捐金を送るとか、支援物資を送るとか、ボランティアで泥出しや炊き出しのお手伝いをするとか、いろいろなサポートの方法がありますね。いろいろな人がいろんな方法を考え出していて、すごいなあと思います。

例えば、執筆が本業の皆さんは、「復興書店」というのをネット上にオープン。賛同した作家さんがサイン入りの本を寄付して、それを読者が購入。必要経費以外を義捐金として支援する仕組み。なるほど〜と、感心しました。私が好きな作家さんの本が出たら買ってみたい。

買うといえば、「ふんばろう東日本プロジェクト」というボランティアプロジェクトがアマゾンと立ち上げた「ウイッシュリスト」は、秀逸!被災地から「欲しいなあ」というもののリストがアマゾンの「ウイッシュリスト」に載る。それを見た人が「ギフト購入」する。そうすると「欲しい人に欲しいもの」がピンポイントで届く仕組み。ジブリアニメのDVDなんかがリストにあがってると、「ああ、そういうもの、必要だよね」って思えます。

この「ふんばろう東日本プロジェクト」は、行政の隙間を埋める直接支援を継続中で、大手メディアも注目しはじめました。代表の西條さんのブログからは、この支援が理論に裏付けされた新しくて有効な方法論であることが伝わります。特に脱原発と「ふんばろう」のHPからリンクされている「マイナー避難所の支援方法」には、「大きな行政を介せば介すほど末端には届かない」「支援チームには土地勘のある人、多様な人材が必要」「地元で信頼されている人を見つける」など、非常時でなくても大切なことが学べます。思わず笑っちゃったのが、次のくだり。

リーダーは信頼されている人か、疲れ切っている人ですが、後者の場合は効果的な支援はできません。明るい雰囲気の人、目尻のしわが深い人がよいです。


なんとなーく、わかるなあ。

西條さんは、今回の地震で親戚をひとり失ったそうです。そんな中の精力的かつ的確な行動力には頭がさがると同時に、勇気づけられます。日本はまだまだいけるよ!西條さんブログの推進派と反対派の溝をうめる道について考察されている「原発論」は示唆に富んでいます。

相変わらず迷走気味の日本のトップに東電ですが、それは今に始まったことでもなし。放射能汚染についても、わからないこと多過ぎ。怒りや不安にエネルギーを奪われちゃうと余計に消耗するんで、私は「末端」の元気のでる話を拾って、自分ができることをコツコツしていこう。

でもって、今、計画中のプロジェクト。「多読チャリティ」。レッスンに来ている生徒さんが一冊読むごとに、私が10円寄付っていうのを1年間続けるの、どうだろう?いくらなんでも「破産」するほどにはならないとふんでいるんですが。地雷?

夕ごはん

豚肉と野菜の炒め物ネギソース
切り昆布とこんにゃくの炒め物
ホタルイカの沖漬け
納豆
高野豆腐とえのきのみそしる

2 comments:

  1. いい考えだと思いますが・・・・

    まずは、多読の生徒さんに声をかけてみてはいかがでしょうか?
    生徒さんから協力を求めるというのは?

    実際、赤十字への義援金も振り分け先がどうなっているのかと思います。できれば、困っている方に、困っている”もの”を送りたいです。私も。

    どんなもんでしょうかねえ。
    あと、持続的な支援が必要だと思います。

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  2. かず様 コメントありがとうございます。ほんとうに、ピンポイントで被災地側が欲しいものがすぐに届くシステムができるといいですね。その意味でアマゾンのウイッシュリスト作戦は画期的だと思います。また、私の「多読チャリティ」については、センセーの「シタゴコロ」もあっての発想です(^^;)

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