こどもの英語は夏休みだったけど、地道にオトナの方とのレッスンは行なっていました。プライベートレッスンなのだけど、いつも私の方がいろいろ刺激を受けます。一人の方は「現在完了の意味がずっとわからなかった」とおっしゃり、「そういえば、私もそうだったなあ。」から、もしかして、日本人になじみのないこの「現在完了の概念」のカベってあるのかも、、と、今後のこどもへの指導方針をあれこれ悩んだり。
昨日のレッスンでは、「文法用語」が話題に。この方とは、全部英語で書かれた易しい文法書をすすめていたのだけど、「どうしても、意味を調べたい、納得したいときがある」と、仰るので、「概念」が説明されている日本語の文法書を以前にお渡ししていました。ベストセラーの某Fという文法書です。
「ちょっと〜。これ、読み始めたんだけど〜。。。これ、モンダイあるよ!」と,指摘なさったのは、日本語で書かれている「主語」「目的語」「補語」の英語訳が書いていないということ。確かにそうだ〜。全く気づかなかった〜。「『副詞』がadverbって書いてあれば、ああそうかverb(動詞)を補うのか!」って納得するじゃない〜?」そのとおりですねえ。この方とは、今まで英語で書かれた文法書をすすめていたので、余計気になったのでしょう。。。。というところから始まって、「だいたい、『前置詞の目的語』って何よ!」とお怒り。おお!それもそのとおり。私も高校時代、「ゼンチシノモクテキゴ」の日本語の意味がわかりませんでしたよ〜。前置詞って、「名詞の前に置く」作用があるって意味なんだから、その程度で留めてほしかった。名詞の役割のところで、わざわざまた説明されると余計こんがらかるのでは?って、混乱するのは私だけなんでしょうか?
そもそも、中学、高校と英語は決して得意科目でなかった私。つまづきの第一歩は「関係代名詞」とか「不定詞」「仮主語」などの、それまでの人生で耳にしたことのない「日本語」が原因だったように思います。「副詞」とか「形容詞」などの言葉も、国語の時間に耳にするより英語の時間に耳にした時間数の方が多いような気が、、、この摩訶不思議な文法用語が理解できるようになったのは、英文の蓄積が十分になってからのこと。だから文法は必要かもしれないけど、日本語の文法用語は、必要ないと思うのです。その意味で多読は、ラクチンな方法ですよ〜。。。。
夕ごはん
豚肉の焼肉のタレいため
トマトサラダ
アスパラガス
キャベツ、白菜、きゅうり、なすのぬかづけ
納豆
高野豆腐とわかめのみそしる
ミニ白菜というのをもらったのでぬか漬けにいれてみた。これは、いけます!
夕ごはん
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おりひめさん、こんにちは。
ReplyDelete面白い!!
英語と日本語の構造はまったく異なっていて、S+V+Oみたいた形をとらなくても日本語はいい。明治維新後の富国強兵で西洋語を学ばなければならなくて、日本語にはない役割の言語成分を急いで訳して作り出したものが英語の文法用語ですよね。そこから2重のヒゲキがうまれたみたい。英語の文法用語の意味を日本語で理解しようとしてもわからないし、構造の異なる日本語を英語(ヨーロッパ言語)の文法で解釈し直したから日本語まで混乱させた。三上章さん(「日本語に主語はない」って言った人)の「象は鼻が長い」を読んでやっとその混乱を整理したしだいです。
>吉田様
ReplyDeleteコメントありがとうございます。
やっぱり「文明開化」のあたりが元凶だったんですねえ。
その当時は、突貫工事での摩訶不思議文法用語を作っても、相手がエリートさんたちだから何とかなったんでしょうね。
しかし、その過去の遺産をいつまでも引きずっているのは、どうしてでしょう?
「that節」などの「節」も私にとっては長い間「ナゾ」の言葉でしたね〜。
おりひめ