2008-08-25

八月の本

4月の末にリクエストをかけておいた本がようやく図書館に届いたという。もう半分あきらめていたので、借りに行きました。(先方の手続きミスだったそうです。)その時、見かけたのが「夕凪の街、桜の国」(河野文代/双葉社)これ、映画にもなったよね。あれ?たくさん賞を受賞しているのね。ちょっと借りてみるか、と軽い気持ちでお持ち帰り。

あっという間に読めたんですけど、、、内容を全く知らないまま借りたんですけど、びっくりしました。もう涙ポロポロ。日本の8月にふさわしい一冊でした。テーマは「ヒロシマ」です。涙ポロポロなわけは、「声高ではなく淡々とした描き方」だからです。作者は、広島出身。だけど、「ヒロシマ」についてはこの本をかくまでは、ほとんど知らなかった。知る事を避けていたそうです。みなさんも是非読んでみてください。

どうして「放射能」が怖いのか、それは一代ではなく、数代に渡って人のこころを翻弄するからだ、とわかります。

夕凪の街桜の国 (双葉文庫 こ 18-1)
夕凪の街桜の国 (双葉文庫 こ 18-1)こうの 史代


おすすめ平均 star
star戦争を知らない僕たちから
star無題
star多くの人に読んで欲しい
starこの原作があるからあの傑作映画が生まれたことを実感した。

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夕ごはん

ピーマンの肉詰め
ブロッコリ
きゅうりとにんじんのぬか漬け
納豆
冷やしトマト
イカの塩辛
高野豆腐のみそしる

3 comments:

  1. 「夕凪の・・・」は、私もオススメです。単行本の書評書かせて頂いてます。↓よろしければどうぞ。
    http://www.bk1.jp/review/0000432006

    文庫になってブラボー!さらに、たくさんの人たちに読まれますように・・・。

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  2. これも、よんでみたいなあ。

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  3. >しのはら様

    しのはらさんの書評、拝見しました。それ読んで、また胸がいっぱいになりました。英語教室の方に置いて、生徒にもらいたいなあと思いました。

    >みかん様

    これは、必読かもしれないです!

    おりひめ

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