2007-07-13

カイゼン


今朝も、「ピーヤ、、、ピーヤ、、、ピーヤ」は、続く。成鳥なら、「ピャピャピャピャピャ」で、あっという間に見えなくなるくらいの高さまで飛び続けるんだけど、「ピーヤ、、、、ピーヤ、、ピーヤ」は、ハウスのてっぺんのちょっと上くらいでフラフラしている。。。大丈夫かなー。

まともに太陽が照らない日が一週間続いている。ネギも植えたままの大きさをキープ。ニンジンもビーツもかわいいまま。米農家にしてみたら今が一番大事な時期だそうで、気が気じゃない様子。うちのカボチャも縮こまっている。

この低温注意報が出る寒さ,花の収穫作業をする身にとっては、実はありがたい。気温が高かったら夕方涼しくなるのを待たないと収穫できない。それが午後すぐに収穫できるので、夕方には作業が終る。これが午後4時から作業開始となると、単純に考えても午後8時、9時までかかる計算。

数年前には、午前2時まで作業していたという思い出したくない記録も残っている(ちょうど、今頃の話)。

そんなわけで、テレビを見ながら夕ごはん。NHKで、北海道の部品工場がトヨタと取引をするための「カイゼン」について特集していた。九州が50%強、東北が30%強、地元のトヨタに納品しているのに対して、北海道では、わずか数%。それにどう対応して受注率をあげるか?がテーマ。トヨタの「基準」に「合格」するための「カイゼン」のあれこれは、息がつまりそうだった。「部品を持つ手を一定にすることで一連の作業から3秒削減」「動きを能率的にするために機械の配置を変える」「時間ごとのノルマを決めて、達成できなかった時は、その理由を各自が書き出す」など。ストップウオッチを持って、「さらなるカイゼンポイント」を探し出すトヨタの社員は、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出て来る「灰色の男」みたいだった。「コストダウンして品質アップしたら取引してあげるよ。」というのは、「安く部品を売ってくれ」ってことだろう。

「経営」というのは、そういうことなのだろうけど、あの形での能率追求は、病気になる人が増えるやり方のように思えた。そして、「メタボラ」で描写されていた下請けの工場で一日のノルマをひたすらこなすだけの毎日に心を崩していく若者の姿がだぶった。見本にあげられていた愛知の部品工場への「派遣」のチラシは、ここら辺でもよく見かける。「コストダウン」が、「メルトダウン」にならないという保証はあるのか?

なーんて、偉そうな私ですが、かつては、「ノーリツ的にショッピングモールの中を歩いて買い物を最短時間で済ませる方法」を披露して、友人にあきれられた過去があります。

夕ごはん

ニンニクの茎と豚ばら炒め
ブロッコリ
糠漬け
塩らっきょう
秋刀魚の梅干し煮
納豆
長いもすりおろし
高野豆腐とスナップえんどうのみそしる

ニンニクの茎、そろそろ全部収穫しないといけない。冷凍保存しようか?いただきもののスナップエンドウ。どうやって食べるのがいいのかな?

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