2008-10-04

有酸素運動

写真は、動物園で撮ったものです〜。今日も、一日葉っぱ刈って、まとめて、運んで,捨てて、の一日。結構な有酸素運動なのです。こうした作業をしていると、なぜか脳裏に浮かぶのは、SASUKE。TBS系で長年続いている「超ド級フィールドアスレチック番組」。素人さん、玄人さん(?)問わず「運動自慢さん」が、肉体の限界に挑戦!とばかりに、過酷な障害物をクリアして、優勝をめざすというもの。自分は運動神経がゼロよりマイナスに近いにも関わらず、つい夢中になって見てしまいます。参加者の中には,自宅に「仮想SASUKEコース」を作っちゃうマニア(自称「人生SASUKEさん」)までいたりして。人気番組なのでは?アメリカでもNINJA WARRIORSといって人気番組だとか。ここ数回は、アメリカ人参加者が上位に来たりしています。

消防士さん、ガソリンスタンド店長さん、ダンサーなどに混ざって、中でも私がイチオシなのが,宮崎の漁師さん。ダントツの運動能力。しかも、ハンサム。(これ、重要要素かも。)15歳のときから漁に出ているそうで、海での漁仕事が全て、SASUKEのためのトレーニングなのが、とても、とてもカッコいい。トレーニングのためのトレーニングではなく、ジムで鍛えて、腹筋割れたぜ!じゃなく、仕事してたら、こうなりました、というのに惹かれます。(ダンスが仕事の人もいるけどね。ぼそっ)

そういえば、、、と、思い出したのが、知り合いに借りて読んだ一冊の本。「身体から革命を起こす」(甲野義紀、田中聡著 2006 新潮社)いわゆる「ナンバ走り」とか独得の古武道術で有名な方の話を、ライターがまとめたもの。この本の中にも、ウエイトトレーニングでつくりあげた身体より、昔から行なわれていた「仕事感覚」でつくった身体の方が、より本質的な動きができる、とありました。この本では、「身体つくり」や、介護に応用できる身体の動かし方など実用的な話から、「制度」と「個」についてなど、やや硬いテーマまで網羅されていて、読み応え十分でした。プチ「センセー」稼業の身としては、甲野氏の指導法は、「ぼくは、こうしているよ」と見せて体験させるやり方であるということ、あくまでも「紹介者」であるという点が印象的。これからの世界を読むには、「分析知」ではなく「全体の流れを察するやり方」が有効では?というのも、なんとなくわかるような。

ま、どんな良い本でも、読んでるだけじゃだめで,実行が大切ですよね。というわけで、明日も有酸素運動にいそしみます!SASUKEはムリだけど。

身体から革命を起こす (新潮文庫 こ 43-1)
身体から革命を起こす (新潮文庫 こ 43-1)甲野 善紀

おすすめ平均
stars目から鱗!
stars研究家というより哲学者
stars思い込み

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夕ごはん
ゴボウの柳川風
ブロッコリ
カボチャ
大根の漬け物

2 comments:

  1. 「ナンバ走り」は、かのイチローも参考にしてるとか!?

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  2. こんばんはーー

    桑田とか、プロスポーツ選手いろいろ・・・
    養老猛司さんとの対談集で、初めて甲野さんしりました。それから、はまり・・・
    介護については、甲野さんのお弟子さん(?)が、古武術利用の介護法を発展させ、NHKで紹介されたり、甲野さんご自身も、たまにテレビ出演なさってます。

    私の動体視力では、甲野さんの動きは見極められません。

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