偶然ですが、今月、英語教室で配る「通信」で紹介した本「『話を聞ける子』が育つ魔法のひと言」(星一郎著 青春出版社)と、とってもかぶる内容でした。こちらの本では、「話を聞ける子」イコール「対話ができる子」であり、こどもに限らず、おとなにも大切な内容だなあと思っていたところ。そういう子どもを育てるには、大人の側のはたらきかけも変える必要があるというのがテーマで、具体的に「ぐずぐずしないで!早くしなさい!」や「また、お茶碗割ったの?ごめんなさいは?」をどう言い換えれば効果的か、の実例もあげられています。
おっと、セルムのワークショップのお話でしたね。そちらの講演で紹介されていた「ニッポンには対話がない」(平田オリザ/北川達夫著 三省堂)も、読んでみたいです。
英語講師のおふた方の講演録も、「BBカードって、守備範囲が広いのねえ〜」というのが第一印象。使う側の個性によってこれほどまでに違う印象になるのか〜。です。これも、「実におもしろい」。いろいろひっかかるところもありましたんで、また熟読してみよう。
それにしても、、、三つの講演録から浮かんでくるのは、やはり「母語力の低下」が著しい様子であること。「小学校英語」やってる場合じゃないのでは?
アドラー博士が教える「話を聞ける子」が育つ魔法のひと言 | |
星 一郎 青春出版社 2008-01-19 売り上げランキング : 205945 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生 | |
北川 達夫 三省堂 2008-04 売り上げランキング : 14230 おすすめ平均 「善意のアドバイス」は、私のことです 近い将来必ず訪れる、今よりも密度の濃い多民族国家としての日本への準備 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
夕ごはん
トンカツ
ブロッコリ
蒸しカボチャ
白菜のオイル漬け
にんじんの酢醤油漬け
納豆
あげとネギのみそしる
最近のお母さんって、なんでもかんでも、「ごめんなさいはっ!」て、子供にせまるよねえ。それが、どうも、「お母さんが、自分に対してごめんなさい」ということを子供に強要しているのではないかと思う場面が多くて、「ちょっと違うでしょう」と感じます。
ReplyDelete例えば、悪いことをしても、ほんとに謝るべき相手に対しては、親子共々、知らんぷりな対応で、子供に「自分に対して詫びをいれさせることにやっきになっているお母さん」の姿をお見かけするので、困惑してしまいます。『アドラー博士が教える「話を聞ける子」が育つ魔法のひと言』でもおすすめした方がいい感じです。